参考意見:「市政だより」の保健所からの日程案内に関する不具合?
canomate > 参考意見:「市政だより」の保健所からの日程案内に関する不具合? @ 2014/12/22 5:10 |
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※この内容は、当サイトで扱っている博多区版と東区版との比較を基に、東保健所への意見メールとして送付する予定でしたが、参考までに全ての区の内容を参照してみると単に東区版だけの問題ではないという事が分かりましたので、市の問題としての内容も記して一般公開する事にしました。
それぞれの立場で今後の参考にしていただければ幸いです。 「市政だより」の区版内に各区の保健所が行う検診や相談等の実施予定表が掲載されています。 このサイトでの情報掲載の為に博多区と東区版を毎回見ているのですが・・・ 以前から東区版は少々分かり難く、数年前から博多区版の採っている形式に形上は変わりました。 しかしながら、東区は依然として内容があまいし理解し難い事も多々あるので、直接電話やメールで問い合わせた内容も含めて、参考意見として掲載いたします。 1 「保健所」の名称 昔はどの区でも「保健所」でしたが、ある時から「保健福祉センター」になり、以降博多区は「保健福祉センター(保健所)」と表記され現在でも変わりません。しかし東区は一度「保健福祉センター」の表記になり最近はまた「保健所」に戻っています。 東保健所へ問合せをしたついでに、名称がコロコロ変わる件についても尋ねた事があるのですが、納得のいく回答は得られませんでした。 混乱を招くことは少ないと思いますが、名称は市で統一するべきだし、コロコロ変えるのは問題だと思います。 また区版内のコーナーの名称も各区で独自に決めている様ですし・・・。 区版に属するコーナーなので各区で独自性があっても良いとは思いますが、「市政だより」という市の広報誌でもあります。せめて市内での同一機関(組織)の名称は統一すべきではないかと思います。 2 混乱を招きかねない表記 2014年12月15日号の東区版「エイズ・クラミジア抗体検査」は「毎週火曜日(祝日を除く)」と記されています。 では12月30日は?? 祝日ではありませんし、予約不要となっているので中には「会社が休みになったので検査してみよ~」などと考える人もいるかも知れません。 恐らく30日は無いだろうと思いつつも一応メールで問合せてみたところ、やはり30日の実施はありませんでした。明らかに配慮が足りません。 ※以前は「祝日を除く」の部分も無く、「毎週火曜日」だけの記載でした。残念ながら今でも「毎週x曜日」とだけ記されている区もある様です。同じ「毎週x曜日」だけの表現でも、「12月xx日はなし」の様に別記して配慮している区もありますが、東区ではそれもありません。 ちなみに博多区版では全ての日程を月日で記しています。データの入力者にしてみれば少々の手間はかかりますが、閲覧者にとってはありがたい配慮です。(次の項とも関連) 3 月日情報について 実施日の情報として、東区では月日のみですが博多区では曜日の情報も付加されています。 情報を見る側にとっては曜日も記されていた方が明らかに親切ですが、これは内容に矛盾が無ければの話しです。日付と曜日に矛盾があれば、恐らくは日にちを優先すると思いますが場合によっては不安や混乱を招きかねません。 これは紙面作成に於いて真面目に行えば閲覧者への配慮であり、諸々の情報の矛盾をチェクするキッカケにもなりますが、いい加減に行えば情報の信用性を無くしたり混乱を招くだけのものとなりますので注意が必要です。 情報を受ける側にとっては、曜日の情報が付加されていることはとても有益です。 それから最近はあまり無い様ですが、以前の東区版では、例えば「10月15日号の紙面に10月17日に実施される内容が初めて掲載されている」と言う様な事が度々ありました。当方の場合は最近でこそ少々早く配布されていますが以前は配布自体が無かった事や15日を過ぎて配布される事が頻発していました。 実施日と掲載する号はよく考えていただきたいものです。 4 各区での内容の違いについて 2014年11月15日号で、博多区版には「B型・C型肝炎ウイルス検査」が新しく入っていましたが東区版にはありませんでした。 この検査の実施の有無について東保健所に直接問い合わせたところ、東保健所でも実施しているとの事でしたが、「市政だより」に掲載されていない事については「あ~載っていませんね~」程度の返事でした。 次号では掲載されるかと思っていたのですが、12/15号でも掲載はありませんでした。これは本当に実施していないのか掲載していないだけなのか分かりませんが、最新号での案内で掲載していないのは東保健所のみでした。 また、例えば「マタニティースクール」に於いては母子健康手帳を持参と記されていたり、何も記されていなかったり…これは同じ名称の事業でも区によって、あるいは内容の違いによって手帳の必要性が異なるのか不明です。 それぞれの保健所で市民への広報ツールはお持ちなのでしょうが、基本的に末端まで届けられているはずの市の広報誌には、出来るだけもれなく掲載した方が良いと思います。 5 「先着xx人」 2013年7月15日号の東区版に「風しん抗体検査」という項目が恐らく初掲載され、「先着70人」という記述がありました。 博多区版では先着の記載は無かったと思いますが、最近は何処の区でも「先着」を記している様です。 予約不用で「先着」とはどういうことか・・・どう考えても違和感があり「充分な枠は設けているのでしょうが、先着とするなら予約制にするべきではないですか?」と、東保健所へメールで問い合わせたところ以下の回答がありました。 「風しん抗体検査の70名の定員制につきましては,保健所での受付体制及び保健環境研究所での検査体制や,通常の相談業務等に支障が出ないことも考慮したうえで,設定しております。 これまでの実績として,検査人数は概ね70名以内でおさまっており,定員を超えたため検査を受けられずにお帰りいただいた方はいらっしゃいません。」 キャパの問題では無く表現を問題として問い合わせたのですが、この様な回答です。 何かのイベントで整理券等を得るとか、娯楽や遊びで足を運ぶのなら「先着」と記載しても問題ないでしょう。 しかし公的施設での「予約不要」としている検査で「先着」と言うのは「検査に来ても受けられないかも知れませんよ~」と馬鹿にしているのと同じです。 中には保健所まで来るのに時間もお金もかかる人もいるでしょう。 そういった人が、もしも検査が出来ないという事になれば時間もお金も無駄にしたことになります。 この様に運試し、あるいは喧嘩を売る様な条件の提示はばかげています。 「先着」を記載するのであれば「予約制」にするべきです。 予約不要で行われるどの検査・相談・教室等でも定員や処理出来る数に上限があるのは当然ですが、その全てに「先着」と記載されているでしょうか? この場合「先着xx人」等は記載しないか「定員xx人」とするべきだと思います。 ◎総じて 先の様な内容は本来、市内の保健所間で自主的に情報掲載時の共通の雛形や基準を設けたり、それが出来ない様な組織であれば全体を把握しているはずの市広報課が問題提起し遂次改善に当たるべきだと思いますが、これまでの経過からそれぞれの現場に於いて問題視出来る人材がいないのだろうと推測し、その事が最大の問題点だと思います。 他にも思う所はありますが自主的に改善されることを期待し、それぞれの部署の役割等をもう少し真剣に考えて事に当たっていただきたいと思います。 経過: 2014/12/22 福岡市広報課・東区役所・博多区役所に本記事の公開を通知 |