筥崎瓦版 Vol.2 No.7 Ser.13 2004年7月17日 編集・発行 夢企画 〒812-0061 福岡市東区筥松2-3-17-202 e-mail: mail@yumekikaku.jp Phone. 092-624-1316 FAX 092-624-1317 HomePage http://yumekikaku.jp/ (kawara/ ※PDF版・テキスト版) 不定期発行(15日〜1.5ヶ月の変則間隔で発行予定)配布場所によりB5〜A3選択 キーワード: ◎スープカレー  ◎作品  ◎ロボット ◎50円玉 以下本文 ◎スープカレーのお店登場  6月初旬、瓦版のネタを探しにウロチョロしていると「スープカレー」という文字に目が留まり、開店準備中のお店を発見。「スープカレー」と言うと、テレビなどの情報から、北海道札幌というくらいの事しか知らなかったので、これは是非食してみなければと思いとりあえずオープンを待った。しかしなかなかオープンせずにじらしてくれる。たまらず営業してるのかしてないのかを尋ねること数度。やっと7月1日にオープンの運びとなったようで、早速行って食べてみました。  お店の名前は「チャクラ」、場所は箱崎2-17-11(地下鉄箱崎宮前3番出口を出て右へ 電話:632-2526)  辛いのがあまり得意ではないのでとりあえず中辛(一応一番下の辛さです。)にて試してみると ・・・ とてもスパイシーでなかなか美味しい。汗をかきながら黙々と食べる。味のこと以外で余談を述べさせてもらうと・・・ スパイス類が身体に合っているのか、なんだか食べた後の胃腸の調子がいいみたい。  カレーのメニューは5種類で、コロッケやハンバーグなどのトッピングメニューもあります。  探りの初回はキーマカレーを、2回目の写真撮りの時はベジタブルカレーを食してみました。辛いけどどちらも美味しかった。次はトンコツに挑戦してみようと思ってます。  北海道のどこかのスープカレー屋さんと関連があるのか聞いてみましたが、一切関係ないとのこと。ただ本場のお店にはかなり通ったそうです。全てオリジナルで、スパイスは20種以上を調合し10日程寝かせたものを使っていると言うことでした。子供にはちょっときついかなと思いましたが、今後の課題として研究するそうです。お昼時はランチサービスとして、女性の方にはアイスクリームが付くそうですよ。  カレー好きの方は是非!、そうでない方も一度試してみてはいかがでしょうか。放生会が終わるまでは日曜日も営業するそうです。 ◎文化と活気の薫るまちに  文化はみんなで創り上げていくもの。活気もみんなで創り上げていくもの。何を創るにしても情報とその流通が必要です・・・ということで、あまり公にされてない技や心遣いをご紹介します。  今でも絵手紙愛好者は多いようで、僕も何度か葉書をいただいたことがありますが、飲食店などでお客さんへの心遣いとして絵やメッセージを添えてみるのはどうでしょうか?。上の写真は馬出にある「喫茶マーメイド」で出されている箸袋です。箸袋自体が余り紙を利用して作ったもので、そこに絵やメッセージを書き添える。一度使えば終わりの箸袋ですが、味のある絵とメッセージは食事のひとときを和ませてくれるようです。お客さんの中にはコレクションする人がいるのかも・・・ それから、箸袋の横にあるグラスにはこれまた自家製の紫蘇ジュース。  お酒の飲めない僕にワインだと言って出された時は困りましたが、色も綺麗で飲んでみるととても美味しく、暑くジメジメした中さっぱりさせてくれました。メニューには載ってませんが時期的な物なので作れる時に作って、時々お客さんに出してあげているそうです。  さて、紙面上に蝶が飛んでいるのにお気付きだと思いますが、この蝶、実は木彫りの蝶なんです。本物みたいでしょう? ブローチとしても使用できるものです。元々は学術的な標本として作っていたらしいのですが・・・その一部を見せてもらうことができました。作者は箱崎の「肯否店 小石原」のおじさん。このおじさん、以前植物や昆虫の研究や民芸運動にも携わっていたつわもので、現在でも版画や豆太鼓(でんでん太鼓)などを自分なりのこだわりで作っています。もちろんお店の看板などの彫刻もご自分で。  機会があったらいろんなお店に出かけていってみませんか?  面白い物や嬉しいサービスがあったり魅力的な人がいたりで、けっこう楽しめるかも知れませんよ ◎近隣の主な花火大会 7/23: 芥屋海水浴場 092-327-4048 7/25: 遠賀川河川敷(直方リバーサイドパーク)0949-25-2156 7/30: 若戸大橋(洞海湾)093-761-5321 7/31: 遠賀川河口(芦屋町)093-221-1001 8/ 1: 大濠公園 092-711-5506 8/ 3: 飯塚市(遠賀川中ノ島)0948-22-1007 8/ 5: 長垂海浜公園(今宿)092-806-9811 8/??: 筑後川水天宮河川敷 0942-32-3207 ※未定 8/ 7: 福間町(漁協前広場)0940-42-0315 8/10: 春日市(春日公園)092-771-8600 8/13: 関門海峡(北九州市門司区)093-331-2205 8/21: 小石原川河川敷(甘木市)0946-22-3835 8/28: 那珂川町(梶原運動広場)092-952-1456 8/28: 平和台球場跡 06-4860-8600(ハローダイヤル) ◎ロボットと学ぶ? 科学教室  今年の4月から半年をかけて、「ロボットと学ぶ科学教室」というタイトルで、人間型ロボットとして有名なホンダのASIMO(アシモ)が福岡市立小学校の半数(72校)を対象に訪問を行っています。これはロボット産業の振興に力を入れる福岡市政の一環として行われているもので、報道によると事業費は2000万円。  「ロボット」と「科学教室」という組み合わせで、期待して見学に行ってきました。場所は福岡市立西戸崎小学校。(急な取材の申出に快諾いただき、ありがとうございました。)当日は勝馬小学校も参加されてました。  低学年向けと高学年向けの内容があるらしく、一応どちらも見てきましたが、ビデオで市長さんが話す内容に多少の違いがあったかなと思う程度で、それ以外の違いは無いようでした。  ASIMO 君が登場すると子供達はさすがに興味津々。内容は二足歩行実現に至る経過や今後ロボットが繰り広げるであろう場面の紹介、そして市長からのメッセージなどのビデオ上映。実演は歩行・バランス・音声や動作に対する反応などを子供や先生が参加する形を含めて紹介。  子供達にとっては珍しいイベントで、ロボットや科学技術に興味を持ってもらうきっかけにはなるかなと思いました・・・が「ロボットと学ぶ科学教室」というタイトルにはかなり遠いかなと思いました。単に現時点での一つの成果を披露しただけにすぎず、ロボットを案内役として何かを学ぶというわけでもなく、ロボットの中身や仕組みを実際に見たり触ったり出来るわけでもなく、質疑応答がある訳でもなく(^^;;。登場したロボットそのものはブラックボックスのままです。またオペレーターが近くにいて、ロボット自身が全て考え行動している訳ではないことを子供達も承知しています。オペレータ側の操作などを見たり子供たちが実際にロボットに指示したりすることが出来ればもっとよかったのではないかと思います。 また取材前にあまりいい評判は聞いていなかったのですが、事業実施に当たって事前に現場の先生方に内容を見てもらって意見を求めたりしたんだろうか? とも思いました。  ロボットと言えば、もう25年くらい前になるでしょうか、自分の意思で動かせる義手開発の様子を、あるサリドマイド被害の女性を追ったドキュメンタリー番組の中で見たことが僕と実際のロボットとの最初の出会いでした。当時は素材も技術もまだまだ貧弱で、重く硬くぎこちなく・・・という代物で、実用には程遠いものでした。今回登場の ASIMO君の手の様なしなやかな動きは、本当に夢の夢だったでしょう。でも子供ながらに非常にひかれました。それは間接的に人の役に立つという大きな分野があるということと人が試行錯誤をしながら物を作る過程が垣間見えたからです。  さて、このイベントによって子供たちの心には何が残ったんでしょう。先端技術だけでなく、自然や人間を含めて興味を持つきっかけになっていればなと思いました。        CANOMATE ◎雑記  最近、筥松のにしてつストアにて「さすがー」と思えるバイト君に出会いましたので、ちょっとご紹介。  時々ものすごくくたびれた紙幣や、錆付いたり変に汚れている硬貨に出くわすことがありませんか? ある時、買い物をして支払う場面でxx5円という金額だったので、財布の中から5円玉を探していると、ぱっと見錆か何かでかなり汚れた穴開き硬貨を発見。円周のギザギザは見えたような気もしましたが、銀色の輝きが見えなかったので5円玉だと思って出してしまいました。  レジを過ぎ袋に移していると背後から僕を呼ぶような声がする。振り向いてみると、先ほど支払った5円玉が実は50円玉だったとのこと・・・慌てて1円玉を5枚探し出して渡すと、先ほどの汚れた50円玉ではなく綺麗な50円玉に変えて戻してくれた。後ろにいたお客さんの処理も済ませたうえで・・・さすがはまじめで切れるバイト君、と感心しつつちょっと嬉しかった。 ・・・かと思えば、あるコンビニでは7xx円のおつりのはずが3xx円を受け取ってしまった事もありました。(500円硬貨と間違って100円硬貨を取り出してしまったんだろうけど)全てはその場で確認しなかった僕が悪いんでしょう  (涙)  お金を渡す方も受け取る方も、その場でのちゃんとした確認を習慣付けましょう。  スーパーネタをもう一つ。  もう何ヶ月も前に、箱崎のダイエー横にある消防分署前の歩道の中央に、お酒だったか調味料だったか忘れましたがガラス瓶が割れて落ちていました。ちょうど箱崎小学校に向かう横断歩道のところだったのでとりあえず側にあった電柱の根元に大きな破片を移動させて捨てる場所がないか見渡してみましたが・・・そう簡単にある訳はないし。  ダイエーの方を見ると搬入口が開いていたので、中にいたお姉さんに事情を説明してガラスを捨てるところがないか尋ねると、現場を見に来てくれて「なるほどー、あとは片付けておきますから・・・」と以後の処理を引き受けてくれました。(その節はお忙しい中、ありがとうございました )「知らないよ」と頭ごなしに断る人は少ないと思いますが、自ら確認し処理を引き継ぐ一連の判断と行動はさすがだと思いました。  元を正せば、小学生が走り回るようなところに割れた瓶をそのまま放置した人に大きな問題があるのですが、それはそれとして危険回避・安全確保・その他の地域福祉のためのちょっとした連携は大きな意味があります。こんな事は日常的にあることだと思いますが、自分が気づいた時に・知らされた時に・依頼された時に、ちょっとだけその場に応じた自分の役目というものを考えてみませんか? 「関係ない」とするも「関われない」とするもそれぞれですが、ちょっと考える余裕を持つことと考えてみることが大事かなーと思います。        CANOMATE ◎広告 パソコンと写真の便利屋さん+α 夢企画  お問い合わせは⇒092−624−1316