筥崎瓦版 Vol.2 No.8 Ser.14 2004年11月30日 編集・発行 夢企画 〒812-0061 福岡市東区筥松2-3-17-202 e-mail: mail@yumekikaku.jp Phone. 092-624-1316 FAX 092-624-1317 HomePage http://yumekikaku.jp/ (kawara/ ※PDF版・テキスト版) 不定期発行(15日〜1.5ヶ月の変則間隔で発行予定)配布場所によりB5〜A3選択 キーワード: ◎ゆとり  ◎たこやき  ◎銭湯 以下本文 ◎小さなゆとり  「ゆとり」・・・ というと経済的・精神的・時間的と色々ありますが、瓦版発行もまたまた間が空いてしまいなかなか僕自身ゆとりの持てない中、ふらっと散髪に出かけて出会ったお店、それが「小さなゆとり」という喫茶店。なかなか面白いつくりのお店で、入り口の扉に出窓があって猫が寝ている(?)。中に入ると床が木組みのブロック。そしてペーパークラフトや面白いテーブルや椅子。オーナーさんがデザイン事務所を開いているというだけあってかなり面白い。デザイン関係の本も置いてあったり、喫茶店の隣にはアトリエもあってなかなか楽しめます。  さてお店の造りの面白さは行って見てのお楽しみという事で、ここでご紹介したいのはこのお店のハヤシライスです。メニューとしては一応他にもあるようですが、ほぼ専門店の様な感じ・・・ しかも看板には「松島名物」と書いてあります。ビーフと野菜の2種類があって具もたっぷり(写真はビーフの単品でスープとデザート付)。ちなみにビーフは冷凍パックでも販売されていて地方発送も可。  食事の後はいろんなお茶を日替わりで出していただける様です。  カレーもいいけどハヤシもネ! ということで、一度どうですか?  僕はけっこう美味しいと思いましたよ。場所は、松島1-25-13 (電話090-3604-7828 営業10:00〜20:00)ちょっとしたゆとりを見出せるかも・・・ ◎ソース系  もう何年も前になりますが旧箱崎駅の近くに「たこやき太郎」というたこ焼屋さんがありました。中のタコも大きくてかなり美味しかったです。たこ焼もさることながらお好み焼きも美味しかったし店内ではちゃんぽんや焼きそば、そして定食もあったりしてどれもお腹一杯になるほどの量の多さと美味しさそして安さで、集中して通う事が度々ありました。お店の人とはあまり話したことはなかったのですが、お店が無くなって本当に残念です(;_;)。このお店がなくなってから「たこやき」はほとんど口にしていなかったのですが、最近たまたま入ったたこ焼屋さんで一風変わったたこ焼を口にしましたので、ちょっとご紹介。お店は「たこ福」(原田2-2-41 電話:623-7463 営業: 11:30〜22:00 不定休) 側がカリッとして中がとろっと軟らかいタイプのたこ焼で、今回ご紹介したいのは「ゴマねぎ焼」(1個50円)  お店もけっこう人気の様ですよ。一度試してみませんか? ◎裸になってみると心のあかも落ちるかも  箱崎に来て以外に多いなと思ったのは、リフォーム屋さん銭湯・神社仏閣お地蔵さん、そして井戸ポンプ。  井戸ポンプは以前ご紹介したので、今回は銭湯にスポットを当ててみようと思います。  銭湯と言えば、子供の頃父や母とよく行ってました。「風呂上りの牛乳」ならぬ「コーヒー牛乳」や「ヨーグルト」を飲むのも楽しみだったし体重計やマッサージ椅子で遊んだり、熱いお湯に入ってどこまで我慢できるかを楽しんだり(^^;; 時には友達と一緒になったり、帰りの道のりもなんだか楽しかった様に思います。  最近は「スーパー銭湯」や「健康ランド」という形で大型化した施設もありますね。この記事を書くにあたって、定かでない記憶を頼りに場所などを確認してまわってみると、最近になって営業を終えたところや都合で近日中に閉めてしまうというところもあってちょっと残念。さて昔ながらの銭湯の今はと言うと・・・ 大人380円・子供(小学生)170円・小学生以下60円、そして毎月26日は「ふれあい入浴日」ということで65歳以上の方は10時から13時まで無料ということになっているそうです。(26日がお休みの場合はその前日※要老人手帳)更に季節毎の催しとして、こどもの日のしょうぶ湯(子供は無料)・夏祭り・冬のゆず湯・そして正月2日の朝風呂 (おとそをいただけるところもあるみたいです)などがあり、個別に電気風呂や超音波風呂・泡風呂などの特色を出している様です。「ゆず湯」と「しょうぶ湯」の時はけっこう人気があるそうですよ。  一応、組合で公衆浴場マップなどのパンフレットを作ったり季節の催し用にポスターなども作って配布したり貼り出したりしているそうです。  気になっていた牛乳・コーヒー牛乳・ヨーグルトなどの定番メニューもいまだ健在、もちろんビン入りで。取材中もいくつかご馳走していただき、懐かしさも味わいながらいただきました。体重計やカゴ、そしてマッサージ椅子なども子供の頃に触れたものとほとんど変わってなくて懐かしく思いました。  客層はというと、総じてやはり若い人は少ない様ですが、場所によっては親子で来たり、学生さんが来たりするところもある様です。お客さん同士のコミュニケーションもけっこうあるみたいで、それが楽しみのひとつになっている人もいるそうです。ちょっとした社交の場ですよね。  ちなみに、小学校などから社会見学として入りにきたりすることがあるのか聞いてみましたが、そういうことはないそうで(^^;;  車で大きな施設へ行って・・・ というのもいいけど、子供と話しながら、また寄り道などしながら町のお風呂屋さんに行って家族や地域との交流を図るのも、今の時代もう少しあってもいいかな〜と思いました。高い天井・広いお風呂・時の刻み込まれた品々・・・ 若いお父さんやお母さん、そして子供たちにも新鮮な感覚を与えてくれるかも知れませんよ。そしてちょっとしたゆとりも生まれてくるかも・・・      CANOMATE  もうずいぶん前に、水着で温泉やお風呂に入る子供がいるというのをTV番組などで聞いたことがありますが、つい先日もばったり会った知人に今回の取材のことを話すと、その知人も以前修学旅行で実際にそういう現場を目にした事があると言ってました。これもまたTV番組などの影響からなんでしょうか? それとも・・・ しかし子供が自主的に水着を用意してくるとは思えないしな〜 東湯:あずまゆ 千代1-29 15:00〜  不定休 女性のお肌ツルツル! コラーゲンの湯あり。(女湯のみ) 健康チェック用の機器も置いてありました。比較的若い人や女性客も多いそうです。60年くらいの歴史があるそうです。 梅乃湯:うめのゆ 筥松3-6-35 16:00〜  水曜定休 40年を超える歴史があり、銭湯という社交の場を楽しんでもらえる様にちょっとした遊具等を備えているそうです。 大徳湯:だいとくゆ 千代4-27-10 16:00〜  月曜定休 現在の経営者になってから約60年、お風呂屋さんとしてはその前からなので大正時代くらいからあるのではないかということでした。1月2日の朝風呂ではおとそも出るそうです。 阿蘇湯:あそゆ 原田2-16-36 16:00〜 不定休 脱衣場に椅子が沢山置いてあるお風呂屋さんです。なぜかというとお客さんが遊び場にしているからだそうで ・・・ 時として酒盛りが始まったりもするそうです。けっこう若い人も多く、周辺の人との結びつきも深い様です。 大学湯:だいがくゆ 箱崎3-17-24 17:00〜  土曜定休 昭和7年開業というから既に70年以上の歴史。建物の造りは開業当時のままだそうで、時代を感じさせてくれます。昔は煙突も見えていてわかりやすかった様ですが現在は煙突もなく、人目につくところに看板を出しているわけでもないのでちょっとわかりにくいです。外観もさることながらお風呂場も特徴的で、一見の価値はありますよ。 学生さんも時々来られるそうです。 ◎広告 パソコンと写真の便利屋さん+α 夢企画  お問い合わせは⇒092−624−1316 Dカード公式協賛店 参加者募集! 地域共通のカード作りに参加しませんか? 手探りの試みに参加いただける事業者を募集します。 お問い合わせは・・・夢企画(電話:092-624-1316)へお気軽に!