電卓？昔の携帯端末？？・・・と聞かれそうな感じの形。
キーを見ると、関数電卓？とも考えられる、それにしても「ＧＴＯ」って？どんな関数？
・・・疑問は色々と出そうだ。
　実はこれ、コンピュータや論理設計などのデジタル系技術屋さんのための「電卓」です。
　今でもある様ですが、ずいぶん前にシャープなどがＢＡＳＩＣ言語などを組み込んだ
卓上型のコンピューターを流行らせました。もちろん関数電卓などの機能も即使える形で
組み込まれていました。
　この電卓は、その更にずっと前に「プログラム電卓」として高価ながらも重宝されていた
時代のものです。要は演算の手順などをデーターも含めてプログラム出きるというものです。
そして、このＨＰ-１６Ｃは、ロジック関係の技術屋さん向けに特化されたものです。
よって、２進・８進・１０進・１６進での四則演算・論理演算・ビット操作、そして基数変換
などが行えます。おまけ程度に、実数での四則演算と平方根・逆数の演算が行えます。