ふうけい
2007
| 10
ハーモニカ
canomate
2009年10月25日(日曜日) 16:53

ボールだったりメロディーだったり空想の世界だったり、ただただ何かを追いかけていた頃はないだろうか。
積極的に追いかけなくても、自分の何かを表現する術に触れた思い出はないだろうか。
やりたくても出来なかった事に挑戦したり、子供の頃に触れた事をもう一度やってみたり、また欲しかったものを集めたりする大人はけっこう多いもの。
理由や意味は様々に何らかの形で、純粋だった、あるいは楽しかった頃の自分を求めている。
箱崎界隈でも街を歩いていると色んな練習をしている人を時々見かけることがある。
ギターだったりダンスだったり、様々なパフォーマンスだったり・・・
何かを見つけたのか、見つけようとしているのか、想いで出に触れようとしているのか。
「趣味」と言われればそれまでだけど (^^;
今回珍しく、ハーモニカを奏でるおじちゃんに遭遇。
半年ほど前にも一度見かけた事はあるものの、そのときは用事があったので声を掛けることもなく通り過ぎましたが、今回はちょっと話を聞いてみた。
おじちゃんの場合は、「子供の頃に吹いていた想い出」から現在練習中。
病気で退院後、箱崎に住んで約2年。
リハビリということではないんだろうけど、時間があるのでいろんな所で奏でているそうで、箱崎周辺や吉塚、時に天神辺りまで出かけて行くとのこと・・・
腕前の方は別として・・・(ご自身でもマダマダと言われているので)
人の迷惑にならないところで楽しそうに奏でている光景は悪い気はしないし、あまり耳にしないハーモニカの音も新鮮味があっていいかなと思う。
おじちゃんの奏でる音を録っているときに寄ってきた子供に聞いてみると、現在では小学校でハーモニカは教えていないそうで・・・ 時代は変わったな~ と実感。
やはり一意に定まらない曖昧さが教育現場には向かないのだろうか?
音楽でも美術でもダンスでも、良い形で街に溢れ楽しませてくれ、また刺激を与えてくれることはいいことだと思う。
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