ふうけい
2007
| 10
わたしを採まないで・・・
canomate
2013年4月27日(土曜日) 02:40

中には行き過ぎた利用の仕方を見かける事もあるけれど、基本的には季節の花々が街のアクセントになり、なかなか楽しく、そして癒される事もある。
久しぶりに澄んだ空の下を歩いていると、何かが違っていた。
…違うなーと思いながらも通り過ぎ、やはり気になったので戻ってみると、そこには何と可愛らしい一言が書かれていた。
「わたしを採まないで」
そして菜の花と涙を流している絵。
なんだか、キュンと来る。
この掲示をされたのは近くに住むお母さんで、経緯を聞いてみると・・・
以前、菜の花が根こそぎ持ち去られたり、食用にしているのか花やつぼみが摘まれていたことがあったそうで・・・
せっかく育てている花を抜いたり折ったりしてほしくない…だからといって見知らぬ相手へ一般的な注意や警告の文言でお願いしては角が立つ事もあるし、心に響かない。
そこで、この言葉と絵を掲示してみることに。
効果は直ぐに表れ、持ち去り等はピタッと無くなったそうです。
好奇心旺盛且つ多趣味な方で俳句等も詠まれているそうなので、伝える事や表現する事には長けて御られるのかも。
威圧的ではなく、手書きの可愛らしい言葉と絵により多少相手にも考えるきっかけを与える様な表現は一つの参考にされるべきものかなとも思います。
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